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元日からの大地震で能登をはじめ石川県、特に北陸地方の屋根は平瓦が抜け落ち大変なことになっております。
困っている住民の方の弱みに付け込んで屋根に上がり、ブルーシートだけ掛けて高額な代金を請求する悪徳業者や、自社施工と偽り、下請け業者に手抜き工事をさせ、収益目的で料金を上乗せし、マージンを受け取るだけの瓦屋と称する潜りの業者が震災で被害を受けた住宅へたくさん出入りするのを富山県でも目にします。
令和4年1月1日から瓦屋根の緊結方法が強化され「瓦屋根基準設計・施工ガイドライン」が義務化されたなか、未だに銅線、ステンレス線等で冠を留めたり、端口瓦、袖瓦、冠瓦にビス留めしていない業者が大勢います。
業者選びの際に「全日本瓦工事業連盟」に加盟しているか必ずご確認ください。
通称「全瓦連」に加盟している工事店であれば、良質な施工、適正な料金で瓦屋根工事をおこなってくれます。
『そんな団体に加盟してなくても瓦仕事は大丈夫ですよ!』と言葉巧みに言って営業してくる業者さんにどうか騙されないよう気をつけてください。
もちろん、無所属でも信頼おける瓦工事をしておられる職人さんもいらっしゃいますが。
いずれにしても即決注意!契約する前にしっかり確認を。
お世話になっている富山瓦工事業共同組合の老舗瓦屋さんに色々話を聞いてきました。
今後の瓦業について
神社、仏閣について
本葺きについてお聞きした時に本葺きの瓦の実物を見せたもらい、あまりの大きさにとても驚きました笑
1枚で普通の瓦の4枚分くらいはあるんでないでしょうか。
春にお寺の葺き替え工事があるということで、お手伝いさせていただくことになりました!
大大先輩である親方に『一般住宅だけでなく、こういった神社やお寺の瓦施工の技術を若い人達に伝えていかないといけない、今後はあなたたちがやっていかないと工事できる職人がいなくなる』と言われ、嬉しさと使命感みたいな想いが体から湧き出ました!
グラム瓦工事は全員日々進化し、新しいことにも臆せず取り組み、古き良き日本の伝統も受け継ぎ、瓦工事に精進していきたいと思います!!